給食の時間にわかる個性

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給食の時間・・・

それは子どもたちの個性がきらめく(?)時間

今日は給食の時間に感じたことをシェアしますね。

給食は、みんなそろって「いただきまーす!!」をした後

食べるのが早い男子などは、

すぐに「おかわり」をしにきます。

その日がカレーだったり焼きそばだったりしたら、

「おかわり」の長い列ができるのですが

後ろに人がいるのを知っていて、

自分の分だけ てんこ盛りにする子

遠慮しすぎじゃ?っていうほどちょ~~っとだけ取る子

肉ばかり取る子

いろいろいます(笑)

食事の時って「素(す)」が出る・・・と言いますが

本当に露わになるのでおもしろいです。

こういう時にも子どもたちを「教育」する視点をもつことが大切!!

後のことを考えず、自分の分だけてんこ盛りにする子には

「そんなに取ったら後ろの人の分が残るかな?考えてみよー」

遠慮しすぎの子には

「えらいねー後ろの人のことを考えてるんだね!

でも、もう少し取っても大丈夫だよ!」

肉だけを取る子は

「野菜ってけっこうおいしいよ。肌もきれいになるし風邪ひきにくくなるよ」

などなど・・・

また、思春期になると、女子は「おかわり」が恥ずかしいようで

給食の時間が終わると私のところに来て

「あーもっと食べたかった!男子が全部取っちゃうんだもん!」

と言いますが、「おかわり」しにいくのが恥ずかしいのですって(笑)

なので、ある時からは給食がたくさん余ったら

食缶を一列ずつ回すことにしました。

そしたら、女子も自分の席でさりげなく取れるしね(*^_^*)

あと、女子の文化として

食べたくても食べたくないフリをしなければならないようなので(笑)

掃除が手早く美しくできた班や、全員そろって日記を出せた班などに

「給食おかわり権」や「デザート権」(券じゃなく権利の権ね)

を与えて

女子に「うーん、そんなに食べられないけど権利だから・・・」

という体裁をつくってあげたりしました(笑)

何事も工夫しだいで、みんなが幸せになれますね(*^_^*)

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Anastasia

7,000人以上の生徒・保護者と熱く生きたもと中学校教諭。 今まで思いえがいたことは100%現実化している。 プロフィールはこちら
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