先日、こんなご意見をいただきました。
以下転載
今年担任していただいた先生と、うちの子はどうも馬が合いません。
子どもも「先生が嫌い」と言います。
小学校に比べたら中学校って、敷居が高い気がして
親も先生に話がしにくいんですよね…。
正直、先生みたいに一人一人をよく見て下さってた先生は初めてでした(*^^*)
先生に積極的に歩み寄れる子どもはいいけれど、そうでない子はちゃんとわかってもらえてるのか親としては不安になりますね…
__________________________
「先生はうちの子をよく見ていてくれるのか?」
という思いは
「わが子の良さに気付いてほしい」ということでもありますね(*^_^*)
そして
「積極的に先生に歩み寄れない子は先生にわかってもらえていないかも」
という不安も、お母さんがわが子の良さをたくさん知っておられるからですね。
なんて素晴らしいのでしょう!(^-^)
確かに先生との相性ってあると思います。
実際に自分が担任した子の中で、小学校の頃は不登校だった子が
生徒会の副会長になるほどに積極的になった例があります。
私が良いということではなく、私とその子の相性が合ったのでしょうね。
逆に、小学校の頃は面倒見の良い女性教師の担任で
平和なあたたかい雰囲気の中で育った子が
中学校に入学してから、恐くて(生徒から見れば)放任型の
男性教師のクラスになったことで、
学校では自分を表現できなくなってしまった子もいます。
でも、そういう子も、2年生になって、担任が変わり、
自分らしくいられるようになると
本当の自分の姿を取り戻します!!
なので、私は
どんな先生に担任されても
すべて 貴重な経験
だと考えます。
社会に出ればいろーーんな人がいますよね?
私達大人もここまでの年齢になるまでに
様々な人との出会いがあったのではないでしょうか?
イヤミったらしい人、妬みがひどい人、意地悪な人・・・
また、あたたかい人、包容力のある人、面倒見が良い人・・・
こういった様々な個性をもった人々との出会いがあったから
今の自分があるのですよね。
ぜひ、お子さんにも自分の経験(人との出会い)について
話して上げて下さい。
特にお子さんが
「先生の〇〇なところが嫌い!」と話した時は
『それはあなたの良さに気付くためなんだよ』
と教えて上げて下さい。
投影の法則ですね。
〇〇なところが嫌い!!の〇〇が
例えば「冷たい」ところが嫌い!!だとすると
お子さんはそれと相反する、自分自身の「あたたかい」面を
好きになろうとしている・・・・
ということです。【投影】
嫌いなタイプの先生と出会うことで
自分の中に持っているものに気づき、
より自分を好きになることができるのです♡
これって、担任が大好きな人ばかりだと
決して得られない体験ですよね!!
こんな話が出来るお母さんを
お子さんは「人生の先輩」として尊敬すると思いますよ。
お子さんのどんな経験も「宝物」なんだと
気づかせてあげれられる大人が増えれば、
子どもたちは安心して人生を歩んでいけると思うのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございます(*^_^*)
Anastasia
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