小学校低学年の頃の私は、母の支配下におかれていたので、
家でも学校でも「失敗しないよーに、失敗しないよーに」と
ひっそり生きていましたが
小学校4年生の時に転機を迎えました。
そこで素晴らしい担任の先生に出逢えたことは大きかったのですが
その先生が私の「朗読力」を非常に評価して下さり、
毎時間、「お手本」として教書の朗読をさせられた(させていただいた)のです。
朗読をする時は、その物語や詩の世界に入り込むのが得意でした。
行間の空白さえ、表現できるように思えました。
そうしているうちに・・・・私のまわりに変化が起こりました。
だんだんクラスの人気者になってきたのです。
班長になり、学級委員になり
クラスで一番モテていた男の子と「噂」になったり
ラブレターをもらったり
そして、友達からは「人気者でいいな」と言われて・・・・・
それを初めて聞いた時は「人気者?私が?」と思ったのですが
気づいたら本当に私はクラスの中心にいるようになり
高学年の時は担任の先生が制作した映画の主人公になってほしいと頼まれて
その映画はどこか(➔うろ覚え)に出品されて賞を取りました。
なぜ、目立たなかった私がクラスの人気者になったのか?
今は確信をもっているのですが、その答えは
「声」のパワーです。
人の声は、発声の仕方により、自分のテリトリーに人を招き入れます。
信じられませんか?
でも私はこういう体験をたくさんしてきているのです。
教師時代もそうでした。
教師って人前で「声」を出す職業です。
もう知らず知らずのうちに自分のクラスが「家族」みたいになっていくんですよ!
本当です。
みんながつながるんですよ。
みなさんも経験ありませんか?
「もっとこの人の話を聴きたいな」と前のめりになる人と
一生懸命話しているけど集中して聴く気になれない人がいませんか?
聴きたくなる人の声は必ず身体から声が出ています。
身体から出る声とはどんな声なのでしょう???
文章ではなかなか伝えられなくてもどかしいです。
それをマンツーマンで教えるレッスンをメニューにしました。
ぜひ体験していただきたいです。
Anastasia
最新記事 by Anastasia (全て見る)
- 娘の変化「勉強しすぎじゃない?」 - 2024年8月20日
- 家族のダメダメは私の投影だった - 2024年8月14日
- 夫の仕事トラブルと娘のダメダメっぷり - 2024年8月13日
コメント