肚(はら)は自信のもと③

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肚をつくるといいことばかり!
http://holisticvoice.ciao.jp/?p=1267

肚(はら)に含まれるゾーンの意味を考えてみます。

丹田(たんでん)

肚(はら)のことを丹田(たんでん)とも言います。おへその下あたりの部分です。
ここにある自信は、「私は在る」と信じることをもとにして「相手とのつながり」で深めていく自信です。
このつながりとは、世界とのつながりであり、家族、恋人、友人、社会、信念(観念)、地域、自然…などです。
私たちはつながりを無くして存在できません。他者との関係性において私たちは成長し、進化し、自分を知ることができるのです。

例えば、今日の夕食に使う「トマト」。このトマトは熊本からやってきて、うちのキッチンにやってきました。私はそのトマトを見て鮮やかな赤を楽しみ、調理を工夫し、味わっていただきます。私はこのトマトから様々なものを受け取ります。
しかし、トマトも私の体の中に入って姿を変えて生きているのです。これが交流です。
私たちは自分をとりまくすべてのものと交流し、毎瞬「私」を創造しているのです。

依存と独立

つながりをもつことはしばしば「依存」につながることがあります。相手との距離が近すぎて、自分も相手も本来の自分を見失ってしまう状態です。恋愛や親子関係で陥りやすい問題ですが、依存の中にいる時はそれが見えません。相手と同化することで互いが見えなくなっている状態です。それは互いの成長を止めることです。「あなたは変化しないで、ここに居てね。
私も変わらずここにいるから」という同意をしているのです。
成長に向かうつながりは「ほど良い距離」から生まれます。相手を尊重し、スペースを作れる関係の中で人は安心して「自分」でいられるものです。

しかし、相手との距離を必要以上にとってしまう場合もあります。恋愛や親子関係で傷ついた時、「もう近づかない」「私はひとりでいい」と思うことがあります。このことから、誰にも助けを求めず、ひとりでこなすことに慣れるということで自分のまわりに見えない壁をつくってしまうのです。
これは私自身、シングルマザーとして3人の子育てをしてきた経験からよくわかります。
これはとても男性性が強くなっている状態とも言えます。本人は「強い意志」と絶対にやってみせる!という決断のもとにガチガチの硬さでがんばっています(笑)

こういう状態の時、目標が達成されたように見えていても、それは長続きしません。
本人が思う以上にエネルギーを消耗しており、疲労感が否めないのです。

つながることと自信

すべてのものとつながりを感じることで私たちは成長します。なぜなら深いところですべてはつながっているからです。「私」ではなく「私たち」で創造していく。という視点をもつことです。それは私を信じること、相手を信じることです。「ゆだねる」という言葉が一番しっくりくるかもしれないですね。これを「自信」と私は呼びます。

丹田を整えるために

・自分を大切にしていないと感じる人は、家族のために服を買う、家族の好きな献立にするということの前に自分の好きなものを食べ、好きな服を買い、ひとりの時間を楽しみましょう。

・人に物事を頼んだり、甘えることを自分に許しましょう。苦手なことや嫌なことを喜んでやってくれる人に任せてみましょう。まずは家族から。生理痛が激しい時は「ゴミを出してくれたら嬉しいわ」と言ってみましょう。

・緊張と弛緩のバランスは非常に大事です。緊張状態が続いたら必ず休息をとって、ゆるみましょう。しなやかさは最大の武器になります。

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Anastasia

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7,000人以上の生徒・保護者と熱く生きたもと中学校教諭。 今まで思いえがいたことは100%現実化している。 プロフィールはこちら
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