ロールモデルとは
ロールモデルとは自分が成長・発展していく上での「模範」「理想像」という意味です。
模範っていうとなんか先生みたいで堅苦しいですよね。
先生なんて学生時代だけで充分だ!って思う人もいるでしょう。
この「模範」という意味の上っ面で解釈するとロールモデルなんかいらない!
自分はオンリーワンなんだ!と思うのですが
私の考えるロールモデルはちょっとニュアンスが違います。
理想像=自分
私の中では「理想像」というのが一番ぴったりきます。
そして、その「理想」。実は自分が持っているものでもあるのです。
私は自分の、出逢う人の陰陽統合(影と光)を目指していますが、
この陽(光)の部分が「理想像」のモトなのです。
「この人いいなぁ」「憧れるなぁ」と思うということは、ロールモデルの中に自分の要素を
見ているからなのです。
人は自分の中に無いものは外に見ることはできません。自分の中に眠っている理想の自分を
「光の影」と呼ぶように、必ず自分の中に眠っているものです。
すごく面白いのは、その要素を分解していくと「何をすれば自分はそうなれるか」
ということが見えてくるのです。
「どう行動すればいいか」がわかるとその行動を積み上げていけば最後には
理想の自分になれるということなのです。
これは自信を失っている時や自分のやっていることに迷いが生じている時の
道しるべ になります。
道しるべがあれば「こう進めばいいんだな」「これを信じて自分を貫こう」と確信できるので
ブレたり迷ったりしなくなります。
※10月3日にこういった自分の中の影と光を掘る勉強会をします。
興味のある方はお気軽に参加して下さい。こちらです。
私のロールモデル
ロールモデルを見つけたいあなたは、何でもいいので
見ていると、胸が熱くなったり、ハートに火がついたり、ワクワクのマックス版になったりする人物を何人か挙げてみればいいと思います。
私を例にしてみましょう。
私は昔から戦争や血が流れているシーンの夢をよく見ていました。
愛する人のために戦うイメージ。自分は死んでもいい、どうなってもいいという捨て身で飛び込むイメージ。を見た時に尋常ではないパワーがあふれてきます。
そしてそれは、ただ相手を傷つけるのではなく、最後は自分の死によって愛を見つける・・・
ということにつながります。
昔から好きなのはジャンヌ・ダルクや推古天皇、そしてーーーーーーーー
ナウシカ
風の谷のナウシカです。言っておきますが、私はアニメが大好きというわけではありません。
テレビってほとんど見ないし(情報操作されているし、マスコミと政府に都合の良い解釈になっているから)
映画館に行ってまでアニメを見ることは無いです。
でも、子どもたちが金曜ロードショーで見ていたナウシカを一緒に見ている時に
まさに「血湧き、肉躍る」体験をしたのです。
特にハート熱いものがこみ上げてきたのは、父を殺されたナウシカが人間のもつ暴力性や怒りの暗黒面を露わにして、次々に敵を殺してしまう場面です。
人によってはこのシーンのどこが?という感じかもしれませんね。
このシーンはエゴに囚われた人間を象徴していて、その後自分に還ったナウシカが自分への恐怖と後悔にうちふるえることになります。
この心の動きを私は人生において何度も経験してきました。
このナウシカは表面で語ると「良いお手本」ではないと思われます。でも、この経験を経て
ナウシカは真の愛に目覚めていくのです。
その過程に私は非常~~~~っに熱くなります。
なぜ熱くなるか?それを自分の人生に当てはめるとこうです、
クラスを守ろうとする時、シングルで子どもたちを守ろうとする時、これは恐れが潜在しています。恐れをもとに行動しているわけです。
でも、「愛」という大きなものの前で初めて
「戦う」「守る」というカタチは存在しなくなり、何もかもがひとつに溶け合うのです。
この過程を見ていると、人生の壮大なドラマを描くことができます。
同じ過程をたどっているんだ、と。
ビジョンを描く
このロールモデルによって描かれた未来のビジョンは自分の指標になります。
ヒロインのストーリーを頭の中で描くことで無意識に受け付けられるという意味もあります。
1ヵ月後にこうなる。3カ月後にこうなる。半年後、1年後こうなる!
というビジョンはとても大事です。
「今を生きる」という言葉がありますが、
未来から逆算した「今」を生きることで、
一歩一歩、描いたビジョンに近づいているのだなという確信が生まれるのです。
9月27日(日)
もうブレない!自信をつくる声のワークショップ@吉祥寺
10月3日(土)
ちょっとこわいけど自分の無意識を探ってみるマニアックな勉強会
Anastasia
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