自分が「わからない」という人へ 自分本位のススメ

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セッション中にクライアントさんに対して問いかけをすると

「わからない」と言われる方がおられます。

または、「そんなふうに自分のことについて考えたことがなかった」とのことです。

長い沈黙が続くこともあります。

(その時間も大切な時間です)

 

どんどんその方の心の奥に入っていくと

そこには

自分を知ることへの恐れ

が、あるのです。

知ることの恐れ、知られることの恐れ

それにフタをする言葉が「わからない」です。

 

私のセッションは「自分を知りたい」という方が来られます。

なのに、無意識では「自分を知りたくない」と思われているのです。

 

この拒否する感じを感じてみると

・自分には価値がない

・自分を出すと嫌われる

・自分は生きていてもしかたない

という思い込みが浮上してくるので

それが顕在化するのにフタをするために

「わからない」を使っているのです。

 

じっくりお話しを聴いてみると

幼少時から親の期待に応えようとがんばってきた

いつも人に勝たなければいけない、負けてはいけないと思ってきた

とおっしゃいます。

これは「他人本位」で生きてきたということであり

いつも他人の評価や他人にどう扱われるかを気にしながら生きてきたということです。

「優等生」というレッテルを自分に貼って生きてきた人にも

こういう生き方をしている人がいますね。

 

無意識で「自分はダメだ」と思っているので

本当の自分を見せたら私は存在できないと思っています。

こういう人のシャドウです。

「私は無価値でダメな人間だ」(シャドウ)

それを無意識の奥底に隠して

「私は優等生で、人よりもデキル人だから価値がある」(ペルソナ)

を身につけています。

 

なので、人の批判はこういう感じになります

「あいつは無能だから自分のチームにはいらない」

「彼女にはいつも足を引っ張られている」

「もっとデキル上司のもとで働きたかった!」

 

そうしているうちにだんだん今やっていることが「つまらなく」なってきます。

「こんなバカばっかりの会社で働くなんてやってられないわ!」

「私にはもっと高学歴でレベルの高い恋人の方が合ってるわ」となります。

 

自分には価値が無いシャドウを隠すためにプライドはどんどん膨れ上がっていますので

すべて「まわりが悪い」とか「私にはふさわしくない」という理由で

気づいたら孤立していることもあります。

 

そんな方には「自分本位」をオススメします。

え?自分本位?

こういう人っていつも自分本位だからプライドが高いんじゃないの!?

と思っちゃいますね(笑)

しかし、こういう人は過去に「人の期待に応えよう」「自分を殺して相手に合わせよう」

という経験をしているので

本当の意味で自分本位になる必要があります。

 

どうすれば自分本位になれるか?と言うと

「感じること」をしてみよう

ということになります。

「感じること」は一番のニガテかもしれません。

好き・嫌い

心地よい・心地悪い

したい・したくない

ということを理由づけしないで感じることです。

 

感じることにフタをしてきた人は

〇〇だからこうする」

〇〇という理由でこっちの方がいいだろう」

と、まず頭で考えて分析してから行動するクセのようなものがあります。

本人は「感じている」と思っているのですが

それは「考えている」のです。

 

まず 感じて

したかったらしてみる

したくなかったらしない という行動を少しずつ増やしていくことで

だんだん「自分本位」に生きられるようになってくると

みずみずしい感性がよみがえってきますよ♡

 

他人本位の生き方から自分本位の生き方にチェンジしていくと

自分に向き合うことを楽しめるようになってきます。

自分を知ろうとすることは、時に勇気がいります。

嫌な部分や見たくない部分を見ることは

人によっては死にそうになるほど怖いことなのです。

 

でも

そんな 勇気ある人にたくさん出逢いたいと

私はいつも思っています。

 

 

ハートを燃やして生きよう!!

むかい ゆか

 

勇敢なあなたに

 

人生を変えたい!とコミットしているあなたに

 

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Anastasia

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7,000人以上の生徒・保護者と熱く生きたもと中学校教諭。 今まで思いえがいたことは100%現実化している。 プロフィールはこちら
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