最近、息子の中学校で先生の不祥事がありました。
詳しくは書けませんが、一部のニュースで報道されたほどです。
すぐに緊急メールと電話連絡網が回ってきて
その日は緊急保護者会でした。
先生の授業内容に関する問題だったので
帰宅した息子に
「その先生は普段から問題アリなの?」って聞いてみた。
息子は
「いや、良い先生だよ。教え方がわかりやすいし、
何より好きなのは授業中に騒いでいる生徒をきちんと叱ってくれるんだ」
とのこと。
世間では、そして保護者間ではどんなに批判されていても
子どもたちはちゃーーんと見ていますね。
今回の不祥事は先生の「失敗」だけど、普段の姿は嘘つきません。
学校からの文書やニュースだけだと
「あらまぁ~っ!なんて先生ザマスの!!」
(スネオのママ風)
なんですけどね。
そして、もうひとつ息子に質問を・・・
「その先生はあなた達にあやまったの?間違った事実を教えたことを」
息子は
「ちゃんと授業の最初と最後に深々と頭を下げて謝ったよ」
私
「うんうん、そうなのね~」
話はここで終わると思っていましたが・・・
そこから息子が目を輝かせて話してくれたのが
「今日のその先生の授業はすごかったんだ!」
「いつも授業中騒いでいる子ががんばって手を挙げて発表したり
みんな真剣に先生の授業を聴いたり
なんて言うか、みんなで先生を応援してる、支えている
っていう気持ちがあふれていたんだよね~」
「授業中に一番うるさくて、その先生に叱られていたいたヤツが
一番がんばって授業に参加していて
授業が終わった後に言ったことが・・・・
“俺が先生を守る!”
だったんだ!!」
私・・・うううううう・・・感動しました。
息子も感動したのですって。
子どもたちって素晴らしいー!!
本当に大人をよく見ていますよね。
先生の普段の真摯な姿勢が伝わっていたんですね。
子どもって大人が失敗しても許してくれます。
そして支えてくれます。
大人がいつも誠実に子どもと向き合い
子どもたちをひとりの人間として尊重していると
「素敵な大人」として見てくれるのでしょうね。
素敵な大人になるぞ~~~!!
Anastasia
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