人の思考パターンのほとんどは三歳~五歳くらいまでにできあがります。
でもこの頃の記憶はほとんど無いですよね。
なぜ、思考パターンが三歳~五歳までにできあがるのか?
それは「潜在意識」に蓄積されるからです。
人の潜在意識(無意識)は個人の意識の中の90%以上を占めます。
「潜在意識」なんていうと心理学を専攻している友人からは笑われますが
無意識というより「潜在」意識の方が説明する時にはわかりやすいかな?
と思い、この言葉を採用しています。
胎児期、そして三歳から五歳くらいまでの間は、「ただ在る」状態から始まり
思考が極めてニュートラルな状態で、
ソフトが入っていないパソコンのようなものです。
そこへ、両親はじめ周囲の人々や環境によって様々な価値観、
ものの見方捉え方がインストールされていきます。
最近我が家で話題になったことで例を示すと・・・
カエル・・・に対する価値観です。
主人はカエルを「気持ち悪い」と思っていて、たぶん子どもたちには触らせたくないでしょう。
私はカエルを「かわいい」と思っています。私は子どもたちにカエルを触らせたいです(笑)
主人の価値観が子どもにインストールされると、
子どもは・・・
「カエルって気持ち悪いから触っちゃいけない、近づかないようにしよう」
という子になるし
私の価値観が子どもにインストールされると
子どもは・・・
「わぁ!カエルだーかわいい~飼ってみようかな?
カエルの赤ちゃんってどんな赤ちゃんなんだろう??」
なんてことになるかもしれませんね。(^-^)
大げさに聞こえますが、ここで人生が変わってきます。
もしかしたら子どもはカエルへの興味から理科が好きになり、
将来は生物学者を志すかもしれません。
話を戻すと、
そんな会話を主人としていて、
夫婦で「ネガティブなものの見方は子どもの可能性を狭めるかもねー」
と話していました。(※ネガティブがすべて悪いわけではありません)
これは「自分以外」のものへの見方の話でしたが、
これが「自分」に対しての、見方、価値観、思い込みであると
それがセルフイメージを創っていくことになります。
前回のブログに書いた
「あなたは要領が悪い」「何をやってもダメ」などですね。
こういったセルフイメージは、好転することもあります。
例えば「ダメな子」と言われて「くそーっもっとがんばるぞ!」と
それをバネにして負けず嫌いな性格になったり。
しかし、大人になるにつれ、ネガティブなセルフイメージは
恋愛・結婚・子育てなどに影響し、
足を引っ張ることが多くなってきます。
まずは、自分がどんなセルフイメージを持っているのか?
自分を見つめ、自分と対話することが大切です。
Anastasia
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