自分をほめましょう!
と言われても どうほめていいかわからない人がいます。
ちゃんとがんばってきたんだけど、 そんな自分を当たり前にスルーしてきた人です。
先日セッションに来られた方はそういう人。
第一子長女で「お姉ちゃんだから」がんばってきた人です。
「お姉ちゃんだから我慢してね」
「お姉ちゃんのくせに・・・」
「お姉ちゃんたのむね」
と、言われて 本当によくがんばってきたね と言いたくなる人。
でも、彼女は 自分が力を出してがんばってきたこと 成長したことを認めていません。
小さい頃は兄弟のお世話をして 結婚してからは夫と子供達のお世話をやって…
ずーっと 誰かを頼りにすることなくがんばってきたのです。
それは彼女の能力を高めることになりました。
実際に 学生時代はいろんな行事で大活躍したり テストで優秀な成績を取ってきたのですが そんな自分のがんばりをスルーしてきたみたいです。
「成功体験を思い出せますか?」と言うと
うーーーん…あったかなぁ・・・・ って 考えないと出てこなかったのです。
がんばりやさんの彼女は 「〇〇しなければ」とがんばってきたのですが
自分を取り巻く人間関係でモヤモヤすることが起こっていました。
誘導瞑想をすると その原因がわかりました。
「お姉ちゃんだからしっかりしなさい」と言われて がんばってきた彼女ですが
幼少時の小さな自分は お母さんに甘えたくて、赤ちゃんのようにお世話されたくて いまだにだだをこねているのです。
大人の脳の理性では人一倍よくわかっていて自立しているのですが
子どもの脳(チャイルド)は 「お母さん、お母さん、私もやってほしい」 「ずーーっとお母さんと一緒にいたいの」 とお願いしていました。
このようなチャイルドが自分の中にいると しっかりした大人の自分と 甘えたくてたまらない子どもの自分が共存しているので いつも葛藤している状態です。
身のまわりに
ああ言ったかと思えばこう言う人 裏表のある人 人のいないところで悪口を言う人
が現れます。
これは彼女の脳の中の投影です。
振り回されますね。
しんどいですね。
だから彼女のチャイルドにわかってもらわないといけません。
成長することの方がずっとずっと素晴らしいってことを。
甘えたくて 赤ちゃんになりたくて お母さんとずっと一緒にいることが 自分を不自由にしてしまうことを。
こんなふうに 依存的なチャイルドが自分の中にいる人は他にもおられますが
傲慢が多い場合は ビシッと叱ったり パンチしたりします。
が 彼女の場合は ちゃんとエネルギーを出してきているのに それを認めていない自分がいるので 大人になることの素晴らしさ 自分の素晴らしさをちゃんと認めてもらうことが大事です。
それをあまりにもしてこなかったので 失速しているのです。
子どもの自分を抱きしめて言いましょう。 あなたは本当によくやってきた あなたは本当によくやってる
大好きだよ
これを大人の自分が子どもの自分に言います。
でなければ ずっとお母さんの承認を求めてさまようことになるからです。
人に何かを頼まれた時にNOと言えなかったり イヤだなと思っている人間関係が切れない ってことになります。
幸せになりましょうね❤ 大人の自分がずっと一緒にいますよ❤
Anastasia
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