家族との和解①

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2014年の年末から2015年の年始にかけて
私はひどく落ち込み、立ち直れないほどの自己否定の中に居ました。

数年前、私は再婚→妊娠・出産をしたこと
子どもたちを連れて東京に引っ越したことで

母や妹に罵倒され、しこりを残して東京に転居しました。

去年私が入院したことで母が飛んできてくれ
母とは和解したものの、「何故か母の前ではくつろげない」感じは
残っていました。

また、妹は娘を出産したときにお祝いをくれたり
誕生日にメッセージをくれたりしていて
「それなりに」仲良くやっているつもりでいました。

なんとなく・・・・

そう、なんとなく仲良くしていたのです。

少々の「違和感」を感じなから、そこにはフォーカスしないように
していた自分は自覚していました。

でも・・・
そんな感覚と対峙するときが来たようでした。

年末に帰省するにあたり
私の尊敬する方からの勧めで、私は「手紙」を母と妹に書く。
・・・と決めました。

母にも妹にも
私の今の思いや感謝の気持ち、そして
母をひとり残して勝手に家を出てきたことの謝罪を
思いを込めて書きました。

母へのその手紙は
母の誕生日に母の目の前で読みました。

幼少時から、母の熱い思いに自分を失くしていたこと
母のことをずっと否定していたこと
すごく苦しかったこと
自分のことも認められなかったこと

でも今はすべてに感謝していること・・・
母が大好きなこと・・・

読みながら、聴きながら

母も私も泣いていました。
私も号泣してしまいました。

その涙がすべてを洗い流してくれたような気がして
心の中の塊がすうっと溶けていくような感じがしました。

そばで聴いていた息子たちも祝福してくれました。

あんなに憎んだ母
いなくなってほしいとさえ思った母

今はその母はいません

心からの笑顔で笑う母がそこにいるだけです。

私は家の中の空気が変わったことを確信しました。
以前住んでいた時の緊張感に満ちた空気が無いのです。

そして息子たちも「性格が変わった??」と思うほど
リラックスし、心から笑い、兄弟がすごく仲良しで
「うちってこんなんだったっけ?」と思うほどなのです。

母の前でくつろぎたい。母に甘えたい。

ずーーーっとこの願いを持っていました。
でもそれは叶えられなかった。
すーーーーーっと母の前では緊張していました。
「自分」ではありませんでした。

そして
母の前でくつろぐ。母に甘える。
そんな時は一生無い・・・と信じていました。

それが・・・

それが・・・

叶えられた!!

私は本当の自分の姿でいることを母に認めてもらったのです。

夢のよう・・・とさえ思いました。

ありがとう!本当にありがとう!

誰かれ構わず御礼を言って回りたい気持ちでした。

帰省した4日間のことは、一生忘れられないと思います。

幸せでいっぱい・・・
そんな気持ちで年始をスタートできる

私はそう思っていました。

妹に手紙をわたすまでは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は妹にも手紙を書き、心からの笑顔で渡しました。
「きっと喜んでくれる」そう思いながら・・・

期待はすこーし裏切られ
妹は戸惑ったような表情を浮かべていました。

その時はさほど気にしていなかったのですが

その後来たLINEのメッセージに

私は大きなショックを受けたのです。

・・・・・・妹は私を許すことができないと言ってきたのです。

長くなったので次回に続きます。

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Anastasia

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7,000人以上の生徒・保護者と熱く生きたもと中学校教諭。 今まで思いえがいたことは100%現実化している。 プロフィールはこちら
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