見守ることは愛

love-826936_1280   私は 息子に「勉強しなさい」と言ったことがないのです。 それはたくさんの生徒達を見てきているからです。   教師時代の話ですが、この時期になると 生徒達との交換日記みたいになっている 「生活ノート」の文が荒くなってきます。   何が荒くなってくるのか!?というと 家でおうちの人に「勉強しろ!!!」と言われている生徒のはけ口がこのノートだからです。   たいてい「勉強しろ!!」とガンガン言うタイプのおうちの方は 子どもの考えを無視している方が多く 三者懇談会では 「子どもが行きたい!というのでこの高校にしました」とおうちの方はおっしゃいますが その子の生活ノートには 「俺は〇〇高校に行きたいのに!親がここに行けって言うから」 とか 「親の見栄なんだよ!!クソ!!!」 と書かれています。 (これでも内容はずいぶんぼかしてあります)   本人に 「じゃ、おうちの人に俺の行きたいのはこの高校なんだ!って言えば?」 と言うと 「じゃー自分のお金で行きなさい~」 と言われるとのことでした。   なので 「わざと落ちてやろうかと思う」なんて言い出しますが 実際は親の期待に添おうとがんばるんですよね。   本当に愛おしいです。   でも、この子はずーーっと 親の期待、誰かの期待に添おうと頑張り続けなければならないのでしょうか?   それを思うとすごく苦しそうなので 私は 「そのへんの皿とかテレビとか投げて暴れたら?」と言ってみます。   でも 「できないよーそんなこと」と言います。   ・・・力が奪われてるな。と思います。   親は「良かれと思って」とよく言いますが 本当に「良かれと思って」るのなら、 自分の意見は横に置いて 「勉強しなさい!!」というエネルギーを 見守るエネルギーに変換したらどうでしょう。   見守るエネルギーってけっこう要りますよね? これは「放置」ではなく ともにそこに居る・・・という感じ。 そして子どもが助けを求めてきたらそれに応えればいいんだと思います。   これは受験生の親さんでなくても 子どもをもつ親さん、何かを誰かを育てる仕事の方も同じ。 そりゃついつい余計なことをしたり言ったりすることはあります。 子どもが転ぶ前に障害物をどけちゃったりして(笑)   でもそれを自覚してやっているのと 自覚無しにやるのとでは全然違います。 普段から自分の思考や感情に関しては「自覚」が必要だと思っていますが   この自覚の無い親さんは 子どもにとっては 自分であることを許してもらえない 恐怖を感じさせます。   干渉する方にエネルギーを使いがちな人に言いたいのは 「自分を愛していますか?」と言うことです。   「私」というエゴをひっくるめた自分を愛している人は 人の人生に干渉したりしないものです。   また 子どもに過干渉気味の人 世間のうわさ話が好きな人 学校に苦情ばかりを言ってくる人は   旦那さんとのパートナーシップがうまくいってない人も多いです。 もしくは (農村地帯で多いのですが)義理の親たちとの同居ストレスがひどくて それを見て見ぬふりをしている旦那がセットになってる場合 ↑結局 旦那さんとうまくいってないんですね。   旦那さんがいないシングルマザーの場合だと (私もこれだったので) 生活費を稼ぐのにエネルギーが取られて過干渉になることは少ないのですが 「放置」になりやすくなります。 なので、シングルさんはここに注意ですね。   私は仕事ですごーく疲れていても 夜、いろんなことを話すようにしていました。 そして、子どもが深刻な悩みやトラブルを抱えている時は とことん一緒に考え、行動しました。   あとは、 母親が自分を楽しんでいる姿を見せていれば 子どもたちも「自分でいいんだ。楽しんでいいんだ」と 勝手に思ってくれます。     そうそう! 自分を楽しんでいる時に 申し訳ないような気持ちになったり 自分を責める感じになったら それも「クセ」に過ぎないので すべて感謝に変えちゃいましょう!! 楽しませてくれてありがとう ひとりの時間をありがとう 健康な体にありがとう おいしいランチにありがとう   これってすごいパワーがありますよ! 罪悪感が吹っ飛ぶだけでなく、まわりも幸せにすることができるのです。   あれこれ試してみた私が言うので 間違い無しです\(^o^)/     ハートを燃やして生きよう! むかい ゆか     レディース&ジェントルマンのための 未来を決めるお茶会満員御礼
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10月も中盤にさしかかろうとしていますが もう来年のビジョンは決めましたか? え?まだ10月なのに来年のビジョン? と思っている方、まだ間に合います\(^o^)/ 来年のビジョンは3ヶ月前の10月中に定めてしまうことが 来年、それをすべて実...
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7,000人以上の生徒・保護者と熱く生きたもと中学校教諭。 今まで思いえがいたことは100%現実化している。 プロフィールはこちら
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