内なる子ども。インナーチャイルド

    私は自分の親が「毒親」だと思っている時期があり、 インナーチャイルドに関しては勉強しまくっていました。 「毒親」関係の本も実家に5冊もあります💦     親を憎んだり責めたりして一時的にスッキリはするのですが 「〇〇された」という被害者意識が残っているので、 根本的な解決にはなりません。       「親を許す」とか「親も年をとったからまるくなったし」というのも 違います。     なので私はずっと親に対する怒りを心の奥底にもっていたわけです。         今だからわかります。 離婚したモト旦那に抱いていた怒りは親に対しての怒りだったと。         まず思考が先…なので その怒りがあったからモト旦那との間に揉め事が絶えず起こっていたのだと。       それに気づくまでは「100%相手のせい」だと信じて疑いませんでした。       相手のせいにする…っていうのは自分が傷つかない方法のように見えますが 実はずっと苦しいんですよね。   だから、いろんなインナーチャイルド療法を研究して その技法を自分のセッションに生かしていました。 昨年までは・・・・・         癒しがメインのインナーチャイルド療法は 確かに傷ついた心を癒してくれます。     でも、頻度は少なくなったとはいえ 相変わらず怒りのスイッチが入る出来事が起こります。       そんなふうに時折感じるモヤっとした感情に違和感を感じていたときに   フラクタル心理学(現象学)に出逢いました。         TAW理論のインナーチャイルドの定義はパソコンのOSで表されることがあります。   私たちの思考や感情、行動は決められた思考パターンに基づいています。 それはPCのOSのようなもので、6歳までの人生の初期につくられました。     これは私が楽読インストラクターになってから始めた 脳の研究で得た知識に合致していて!!ワクワクが止まりませんでした。       インナーチャイルドは大脳辺縁系なのです。 この図に「心の脳」と書かれていますが 大脳辺縁系は6歳までに発達する脳であり、感情を司ります。 この大脳辺縁系につくられた回路は (6歳までの)家族に対する思いでつくられています。         これが古いOSなのです。 なんと、私たちは大人になってからもこのOSで社会を認識しています。       つまり、家族(親・兄弟)に対する見方がそのまま社会(上司や同僚、恋人、友達) に対する見方になるのです。         このように人はどこまでいっても成長しない心の部分が残っています。       だからイヤなことがあっても 理性的なとき(大脳新皮質で思考しているとき)は平静を装えますが 感情がコントロールできないとき(大脳辺縁系が反応しているとき)は 顔に出てしまったり、泣いてしまったり ずっと引きずったりしてしまうのです。       ということは この大脳辺縁系の回路(インナーチャイルド)を修正すれば 今までの問題はなくなる!というわけです。         その回路を癒すのが今までのインナーチャイルド療法でした。 「がんばったね」「つらかったね」「そう思っていたんだね」と寄り添います。   これだけでもかなり効果はあるのですが 怒りはまだ残っていて、現象を変化させるところまではいきません。       「癒し」だけでなく「修正」することで 大脳辺縁系にある勘違い(子どもの狭い視野で認識していたもの)に気づき 深層意識に浸透させることができます。       それが驚くほど効果的なのです。   中学校の現場を振り返ってみても、 いじめや不登校、非行は まさにまさに!!!! この「チャイルド」の仕業です(笑)         チャイルドの回路を修正することができれば 問題は起こりません ((*◕ω◕)ノヒャッホゥ~♪       ========================= ◆脳のヴァージョンアップ!個人セッション 「復縁できた」「資格試験に通った」「夫が家に帰ってきた」 「学校に行くようになった」「学校に楽しく行くようになった」 など、嬉しいご報告がいっぱい💛 お申し込みは >>コチラ  
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Anastasia

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7,000人以上の生徒・保護者と熱く生きたもと中学校教諭。 今まで思いえがいたことは100%現実化している。 プロフィールはこちら
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コメント

  1. あや より:

    児童養護施設に入れられたり、肉体的、精神的暴力をしていた親に対しても、毒親と思ってはいけないのでしょうか?
    命を奪われるほどの事を、私は長い間許せませんでした。今は、親の精神病や傷を理解して、命を繋いでもらった感謝は忘れません。

    毒親だと思う。
    毒親なりに、育てようと努力してくれた。
    ありがとう。と。

    毒親と思ってはいけないとしたら、あのときの自分を、殺さなくてはまともに生きていけないでしょう。

    反発でこの記事に対してメッセージをしているのではないのだけはご理解ください。
    ただ、わからないのです。

    • Anastasia むかい ゆか より:

      あやさん、わかります、わかります。それでいいって思っています。
      ただ私の場合はそれでは心の芯から楽にならなかったし、自分を心から好きだと思えなかったんです。
      私もあの時の自分は「毒親」って思うことで救われました。
      むしろそれを経ないとわからないことがあると感じています。
      ブログに書いた概念はその時の自分の頭では理解不能なことだったと思います。
      「わからない」ですよね。
      私は「自分の場合はこうだった」と書いているので人それぞれでOKです(^_-)-☆
      ありがとうございます☆

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